(C)石森プロ・東映 (C)KYORAKU
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どうも、かっつんですm(__)m
前回から、パチンコ初心者が陥りやすい症状についてお話していますm(__)m
今回は、「大連チャンした後、即ヤメしてしまうw」です。
「今日は朝からお座り一発500円で大当たりをGET!
その後順調に連荘して気が付けば15連チャン・27000発をGET!
もう十分、さっさと帰ってビールでも飲むべ♪」
出玉をすべて流して現金に交換。
33玉交換なので約81000円の儲け。
何の問題もなさそうですし、自分も勝ち方を覚えるまでは普通にやってましたね。
何が問題なのか?
1)ヤメ時が適正かどうか?
2)なぜ貯玉しないのか?
大きくはこのふたつに問題があります。
1)ヤメ時が適正かどうか?
パチンコを打ち、ヤメル時の判断は色々あります。
体調不良や急用・用事があるなど止めなければならない理由が無い限り、
ほとんどは「期待時給があるかどうかで判断」するのが基本です。
今回の場合、期待時給を把握するための投資(支出)の部分、
回転率が把握できていませんね。
釘を見てある程度判断できるレベルでこの台に座ったのなら、
まず止めないと思うんですが、スパッと止めてるところを見ると、
考えられるプロ稼働は朝一ランプ狙いくらいです。
それでもない、ということになると、
何気なく座って回したら当たっちゃったw
という初心者の典型的なパターンだと思います。
この場合、貴方はまず、
期待時給がある台なのかしっかり把握してからヤメルべきです。
具体的にまず何をすればいいのか?
今回はまず、出玉がたくさん獲得できましたね。
別に釘が読めなくても、
計算である程度客観的な数字を把握することができます。
単回転玉収入というやつです。
単回転玉収入というのは、1通常回転させたとき理論上儲かる玉数のことです。
単回転玉収入 =1Rあたりの出玉 ÷ 1Rあたりのトータル確率
1Rあたりの出玉を計算するには、
1Rあたりの出玉 = 総獲得出玉 ÷ 獲得ラウンド
総獲得出玉というのは、大当たりして得た出玉すべてです。
電サポ中の増減分もコミコミでOKです。
この機種、何がいいですかね?
想定では16Rの平均出玉が1800玉の台ということで
27000玉の出玉にしたんですが・・・
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CRぱちんこ仮面ライダーV3、これでいきましょう!
獲得ラウンド = 16R × 15回 = 240R
まず、1Rあたりの出玉 = 総獲得出玉 ÷ 獲得ラウンド これを計算します。
1Rあたりの出玉 = 27000玉 ÷ 240R =112.5玉
次に、単回転玉収入 = 1Rあたりの出玉 ÷ 1Rあたりのトータル確率 を計算。
単回転玉収入 = 112.5玉 ÷ 7.73 = 14.55玉
トータル確率は確率分母を使用します。
(パチンコ情報サイト・パチたまさんのトータル確率を使用しました。)
連荘終了後にこの台の単回転玉収入を計算して、14.55玉とでました。
さて、次に調べるのは回転率ということになります。
その前に、もうひとつ単回転玉収入から調べられることがあります。
それはボーダーラインです。
ボーダーラインというのは損益分岐点のことです。
パチマガさんなんかでボーダーラインを調べる方が多いと思いますが、
あれは今回僕がやっているようにシュミレーション上のボーダーラインです。
厳密には自分が打っている台のボーダーというのは、
実際に打ってみてそのデータから客観的な数字を出さなければなりません。
ボーダーライン = 250玉(1000円分の貸し玉数)÷ 14.55玉
= 17.18/k
持ち玉遊戯時のボーダーラインは17.18/kとでました。
つまり、持ち玉で遊戯する限り、この台の1000円あたりの回転率が、
17.18/k以上で理論上は打てば打つほど玉が増えるという計算結果です。
これを踏まえたうえで、出玉を使って回転率を計測していきます。
仮に、この店がパーソナルシステムの店で、
出玉が1玉単位で計測できる店だったとします。
持ち玉の払い出しボタンを押して玉を出し、回転率を正確に計測していきます。
結果、5000円投資したところで、回転率が16/kだったとします。
ボーダーラインを大きく下回りましたね?
持ち玉遊戯でもこれだけ回転率が悪いと現金投資時には
とんでもない換金ギャップを背負わされることになりますね。
まあ、回転ムラもありますので、
もう5000円分突っ込んでみて様子を見てもいいですし、
この時点でヤメてもいいと思います。
基本的には、ここまでやって初めてヤメルか続けるかの決断をします。
僕がこの状況で稼働していたとすると、朝一ランプ狙いで座ったか、
初めてのお店で試し打ちしたらいきなり当たったという状況だと思います。
朝一ランプなら即ヤメでもいいんですが、初めての店や、
あまり通いつめていないお店なら釘(ヘソ)の見た目との
ギャップを埋めるために少し試し打ちしますね。
出玉関係の釘は基本的にうごくことが少ないので、
これだけ出てくれればある程度正確な出玉が計測でき、
次の稼働でも信頼の置けるデータが収集できたことになります。
また、試し打ちで座ったパターンだと、若干出玉で粘るかもしれません。
なぜなら座ったということは、ヘソが開いていたはずなんです。
しかし、3万も5万も突っ込むということではなく、
せいぜい5000円から1万円分までですね。
開いてる、閉まってるは自分の感覚での基準ですから、
実際には打ってみないとわかりません。
で、回してみたけど、
「ダマシ釘でまわんねーからヤメ!」
という判断ですね。
ここの判断は経験が必要ですし、人によって代わってくるところです。
ただ、僕の場合16/kでは、5000円以上は粘らないかなと思います。
では、次回に続きます!m(__)m
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